クロノス☆日本の終末時計午後9時45分くらい(随時時刻調整)

2024年4月、日本がまた一歩破滅に向かって踏み込んでしまったようです(-_-;) なので動乱を生き抜く戦略ブログにシフトしてます。

【公的保険】「国民皆保険廃止に賛成」ってどれだけ富裕層? 

「さすがにこれには反対するだろう」ということに悉く斜め上を行く日本の皆様なわけだが……政府が国民皆保険廃止に向けて動くだろう、という話に普通に支持を表明するっていうのはなかなかスゴイ。

 

 

ほんこれ。恐らくこれに賛成する人っていうのはまったく理解してないと思うので書いておくよ。

 

あなたが100万円の高額医療を受けたとする。負担が3割だとして窓口で支払う分は30万円だね。さらに、後日高額医療費というキャッシュバックがある。総医療費(この場合は100万円)から自己負担限度額を差し引いた分が戻って来る。つまりあなたが払う分は自己負担限度額だけで良いということだ。

 

参考までに書いておくが、70歳未満の人の上記のケースの自己負担限度額は

 

標準報酬月額 28万円~50万円 計算式に当てはめるとは87,430円

標準報酬月額 26万円以下  57,600円 

住民税非課税世帯(低所得者) 35,400円

 

40歳で標準月額報酬が45万円だとしたら

 

87,430円を自分で支払い、それ以外の912,570円を公的保険事業者が負担してくれる。

 

民間保険会社がこれだけ手厚いことをしてくれると思ってるのかな? 営利目的なのに? これだけの負担をするためには月10万超えの保険料になってもおかしくないよね。10万はいかないまでも相当エグイ金額にはなるだろう。

 

日本の国民皆保険がどれだけありがたいものかは、アメリカの出産費用を聞けば理解できると思うが。

 

教えてDr. より

 

米国でのおおよその出産費用は、情報源によって大きく異なりますが、権利擁護団体(Childbirth Connection)によると、通常は約350万円くらいだそうです。帝王切開の場合は540万円以上です。保険会社がその大半をまかなう場合が多いそうですが、新しい家族を迎えた時には、だいたい数100万円を支払っている様です。 注:アメリカは皆保険じゃないのでこの保険会社は民間です。安くはないでしょうね。

 

なにせ、かの大富豪苫米地博士の奥様がアメリカで出産された時に、1週間入院すると1000万円コースだからと2日で退院されたというからね。(お金あるのに妙なところを削るんだな、と思った…時計ひとつ我慢すればいいのにw) 

 

国民皆保険廃止の目的はハイエナ外資を潤わせるためであろうから、まず保険料が安いわけがない。お金がないと高額医療は受けられなくなる。救急車を呼んで入院しようものなら100万円単位でお金が飛んでしまうから、お金持ちしか救急車は呼べなくなる。

 

低所得者であっても今なら公的保険で35,400円で高額医療による治療が受けられるものが、皆保険廃止で治療を受けることすらできなくなる…今、誰もが急性症状で救急車を当たり前に呼べるのは「公的保険」という制度があってこそのこと。それを廃止するというのは、ホントに弱者を消そうとしてるとしか思えない。

 

低所得者に限らずこのご時世に月に5万円超えの保険料(あくまでも仮定額)を余裕で払える人って居るとは思えないのだが…。賛成しているのだから「払える」か「医療を受けなくてもいい」のどちらかということだね。まさか、公的保険より安くなると思ってないだろうな…(-_-;)アリウルカラコワイ

 

まずは反対の意思表示をすること! それから医療に頼らなくてもいい健康体を作ること! 微力を尽くしてできることをやろうね。

 

今後は外資保険会社の動きもチャックした方が良さそうだね。