そして、
どうやら日本経済は新たなフェイズに突入してしまったらしい。
ほぇ～、「不況」って「本日から不況に入りました」というラインがあるものだったのね。というより、日本って相当前から「不況」じゃなかったっけ？ 一線を超えてこの先更に酷くなるのか？
まぁ、最近のマーケット指標があまりに不気味ではあったから「なにか起きそう」な気はしてた。日銀植田総裁が優秀な方のようでここんとこマーケット指標も落ち着いていて「うまくいけば日本あと２~３年は持つかな」と甘いこと考えてたけど、最近になってやっぱりおかしな動きが始まってしまった(-_-;)
ドル円はしれっと１５０円突破してるし。日本人っていつのまにやら海外にすらいけないほど貧乏になってるって知ってた？ 海外はどこも日本人観光客が激減しているけれど、海外勢にとってはもはや存在感がない国となり果てていて話題にも乗らないらしいよ。私が海外に出るときは「難民申請」の時かもしれんな（いや、マジで）
国債の長期金利もじわじわと上がって、これは突き抜けるヤツだ、という予感しかしない。金利が上がると国債の価額が下がるのよ。価額が下がっても８０円とかになっても１００円で償還しないといけないから、利差損が生まれる原理はわかるかな？ 利差損が広がれば日銀は利払いできなくてデフォルトするじゃん。そしたら信用をなくして円の価値は下がる。けど、金利を上げないとインフレが加速する。
国民のためにインフレ対策で金利を上げるか、政府日銀のために金利を下げ続けるか、そんなの悩むわけないじゃん。国民なんかどうなろうが日銀を守るのです！！ ←というのが「異次元の金融緩和」ってやつよねぇ(*'▽')
それどころか、ハイパーインフレ起こして自分らの借金帳消しにする気じゃないか、とすら思うことがある。
そして、もう一つ気持ち悪いのが「株価」なんだよね。そもそも株価なんて「景気の好不調」を反映しているものではないけど、GDPが４位に落ちて、リセッションが始まったタイミングで爆上げしてるってどういうことよ？ なんか、暴落の前の高騰のような気がしないでもないが… とにかく気持ち悪い(-.-)
ところで今こちらの本を読んでいるのだが↓
まだ序盤しか読んでないけど、怖い事が書いてあった。
こんな状況を海外から見ている日本人たちが、口をそろえて言うのは、「日本は自滅しようとしているのか」「このまま行くところまで行かないと目が覚めないだろ」である。（中略）そればかりか、最近は「もう本当に危ないのではないか。猶予はあと２,３年かもしれない」と言う人間もいる。（ちなみにこの本は2023年4月11日発行）
2024年の今、残り時間は１，２年かもしれない。
この本、かなり面白そう。先を読み進めれば今の「株価高騰」の理由もわかるかもしれない。アベノミクスへの切り込みもシャープだ。「物価高騰」って表紙にあるからもっと生活感のある話かと思ったら経済ど真ん中でお薦めできる。
じっくり読み込んで都度まとめを書きます。って、なんかまとめ書く書く詐欺になりつつある気がする…まずはプーチンインタビューやらなきゃねｗ
