どうしても節約できない分野というのが「外食」と「書籍」なんだけど、本日も２冊衝動買い（正確には衝動「予約注文」）してしまった。
まず朝、このポストを読んで
集英社新書『ハマスの実像』８月９日発売。私がハマスを初めて取材したのは１９９４年７月なので、この３０年間の取材や調査で得た事実に基づいた情報で構成。昨年１０月のハマス越境攻撃後、日本でハマスという組織についての報道や情報が少なすぎると思って執筆にかかったものの、まさかイスラエルの… pic.twitter.com/7wl2WYE4Vy
— 川上泰徳：中東ジャーナリスト,Yasunori Kawakami／新刊『ハマスの実像』（集英社新書） (@kawakami_yasu) 2024年7月12日
電車の中でポチっとな。
そして先ほど「タリバン関係の本って洋書ならあるのかな？」と検索かけてみっけ♪
タリバン本のなにが怖いって、買ってみたら「西側プロパガンダのテロリスト認定タリバン」だったとか、値段が値段だけに恐ろしい。この本は説明読んだ限りではタリバンよりの内容のようだし、読んだレビューでも好意的なこと書いてあったので安全かな、と。ハードカバーの値段にビビったけど、どうやらこれからペーパーバックが出るようでそちらを予約注文した。（￥4,303の後の￥2.549はなんとなく安い気がするが、比較しなければ結構な値段だよなぁ；）もっとも、説明文もレビューも私の英語力の範囲内での判断なので読んでみないとなんとも言えない。アンチタリバン本ならコスパ最悪。速攻ゴミ箱に叩きこむから( ｀ー´)ノ
なんか中東のカタカナのグループは全部テロリストだと思ってる脳機能停止な民が少なからずいるようだが、「政権与党」だったり「国軍」だったりするんだよな。その国の政治がわかればわかることがわからないのはわかる頭がないから仕方ないけど。
けど、タリバンは一番謎。「神話」のレベル。
カブール・ノート戦争しか知らない子どもたち (幻冬舎文庫 や 14-1)
の言葉を借りると
タリバンには伝説がつきまとう。その一部はほとんど神話化し、あるいはミステリーとして語られる。ようやく最近になって、タリバンに焦点を絞った出版物が出てき始めている。しかし、おそらく全貌が明らかになるのは、ずっと後のことだろう。タリバン自身、自分たちの出自を説明するということに興味を示していないからだ。そして、メディアには歪んだタリバン像が蔓延することになる。まるで、メディアの歪みが鏡に映っているかのようだ。
そのミステリーをちらっとだけ紹介する。多分タリバンに関してはしつこいくらい書くことになると思うので、今はほんの最初のところだけをto be continued 的に書いておく。
「タリブ」というのは神学を教える学校の生徒で「タリバン」はその複数形。つまり、タリバンは「神学生のグループ」のこと。
アフガンでソ連軍と戦っていた聖戦士たちはソ連撤退後腐敗し、略奪、強盗、強姦等で民衆を苦しめていた。その元聖戦士たちの腐敗を一掃しアフガンに平和と秩序を取り戻す決意をして仲間と武器を取った少年がいた。
その数３０人。武器を持っていたのはたったの１４人。
このグループがほんの数か月後に元聖戦士の連合軍をあっという間に撃破してしまったのだ。このグループがタリバン。リーダーの少年の名は、ムッラー・モハマッド・オマール。タリバンの初代最高責任者だ。
たった３０人がほんの数か月で「規律とモティベーションに満ちた2500人~3500人の戦士集団」となっていたのだ。この戦闘でのタリバン側の死者は９人だけだった。
いったいどうやって？ いったい彼らはどこから来た？
to be continued
この「はじまりのストーリー」だけで俄然タリバンに興味を持ったわけだが、その貴重なタリバンの若手戦闘員の動画を貼ってくれてたアカウントさんが凍結されてしまって、更にイーロン・マスクが許せない私であった。
動画はないけど文字だけかろうじて残ってる。
The Taliban pledged to send 1000s of soldiers to fight alongside Hezbollah in the upcoming war against Israel. The Taliban says they have billions worth of US weapons that Biden left behind in Afghanistan.
今レバノンにタリバンの兵士1000人が派兵されているかもね。しかも、バイデン政権が置き去りにした１０数億相当のアメリカの武器もあるってさ。
アメリカが中東に派兵する4000人の海兵隊＜タリバン戦士1000人 だろうねｗ
ところで、
西側プロパガンダで「民衆を虐げている独裁者」にされているのがこの方だけど
どっかの国の政府は「こんなことは絶対にしない」どころか
地獄のジミント政権https://t.co/k2DGgdjNng
— ono hiroshi (@hiroshimilano) 2024年8月3日
こんなこと平気でしますけど。
棄民どころか殺民するような連中を戴いてる日本人に北朝鮮ととやかく言う資格ないよ。てか、実体しらないくせに。
さて、中東戦争だけど、ロシアがガンガン武器を送っているせいか、ビビったエジプトとヨルダンの外相がひっきりなしにイランに電話してるらしい。
電話じゃスルーされるからヨルダン外相がテヘランに行くようだが、そんなことしても何も変わらない。イランが怖いのねぇ(*^^*)
戦況が大きく動くのは明日あたりかな？
日本って何も報道しないけど、現地の日本人ってひそかに「避難勧告」とか出てるの？ レバノンにもイスラエルにも日本人は少なからずいると思うけど、まさかの「お花畑能天気」じゃなかろうな？
「棄民・殺民の政府」と「お花畑国民」のセットじゃ国も潰れるよなぁ。まわりのNISA民は株価急落まったく気にしてないみたいだけど、気付いてないのだろうな。こんな民だから命もお金も簡単に奪われてしまうんだよ。
