クロノス ★STEADFAST2025

2024年、世界は「魂が抜けた強大なバカ」とそれを崇める「無思考羊の群れ」で構成されていると知った。さて、2025年に神は奇蹟を起こすだろうか?

【停戦もできないバカ思考】西岸パレスチナ自治政府はイスラエルの点数稼ぎに抵抗する人たちを殺傷してるって知ってる?

最近はMondoweissとHaaretzを情報源のメインにしているが、SNSで断片的に集めた情報とは違って実態がわかる。正直、思っているより悪い。SNSはエコーチェンバーだから…いや、希望に繋がる情報を拾うように自分がチェンバーを作ってしまうのだろうな。Mondoweiss や Haaretz は情け容赦ないが、それが本当の「世界」の形だ。逃げていては何もできない。

 

mondoweiss.net

 

パレスチナ自治政府PA)がどうしようもないという話はなんとなく知ってたが、あまり話題にする人もいなかったので気にしていなかった。なによりも中国でパレスチナのあらゆる派閥が合意に至ったという話が数か月前に入って来て、「中露をバックにパレスチナの全派閥がイスラエルと本気で戦うんだ」……なんて、甘い事を考えていた私がバカでした。お花畑で夢を見てました

 

逆だったんだろうな、これ。つまり、いかにイスラエルとうまく折り合いをつけるかという話し合いだったということ。現状を見たらそうとしか思えない。ちなみに、この会合にはもちろんハマスも居た。

 

上の記事のタイトルだけでもPAがどんだけ腐ってるかわかるよね。

 

以下に記事をまとめるが、時系列が把握しにくいのでそこは曖昧にまとめておく。正確に知りたい方は原文を読むことを推奨する。

 

ここからまとめ↓

 

カナダはPAポリスの訓練をしている。それはイスラエルに抵抗する人達を弾圧するための支援としてだ。

 

PA治安部隊が子どもと19歳の青年とパレスチナイスラム聖戦司令官を殺害したことに対して、パレスチナ人がバリケードを設置してゼネストを呼び掛けている。

 

そして、米国バイデン政権の態度は相変わらずのゴミムシ↓

 

極右イスラエル政府に、ジェニンやその他の場所での抵抗をよりよく抑圧できるよう、PA治安部隊への米国製装備品の輸送を承認するよう迫っている

 

これまでにPAが殺害したパレスチナ人は少なくとも13人、拘束したのは数百人。

 

PAアメリカとイスラエルに、自分たちがヨルダン川西岸地区の一角を「運営」する能力があることを証明し、ガザを支配する権利を認めさせたいのだ。

 

こんな薄汚い承認欲求を満たすために弾圧するって、日本政府以下のクズじゃん。(「以下」ではないかもしれんが) 

 

けど、この話は別に新しい話ではないという。PA軍は過去20年間イスラエル諜報機関(ってモサドだよね)と密接に関わっていて「占領の下請け」と呼ばれているのだPA軍は「イスラエルの歩兵」というポジションで存在意義は「パレスチナ人の反対と抵抗の抑圧」。PAの支配が強いエリアでは、彼らはパレスチナ人を攻撃するイスラエル人や入植者には手が出せず、パレスチナ人しか逮捕できない。

 

『プロテウス作戦』PA治安部隊を訓練するこのオペレーションはそう呼ばれている。PA軍を占領のための効果的な軍隊にするためにカナダが調教したということだ。この作戦は、ハマスが2006年の立法選挙で勝利した後で本格化している。

 

今では(←ここはちょっと不明)このオペレーションに年間1500万ドルが投じられている。

 

けれど、この作戦が注目されたのはほんの1ヶ月前の話。『グローブ・アンド・メール』紙が記事にしたことによるが、その記事には爆発的に説得力のある証拠について語られていない。

 

その証拠とは、PostMedia が情報開示請求によって発見した2012年のメモだ。もちろん厳重に検閲されていたため今まで目に触れることはなかった。このメモにはプロテウス作戦の目的が「腐敗したアフムード・アッバスを民衆の反発から守ること」だと書かれている。

 

また、カナダ国際開発庁のマーガレット・ビッグス総裁によって「イスラエルは国際援助団体にパレスチナ自治政府への支援を続けるよう働きかけている」という説明もされている。

 

上記の「プロテウス作戦」の情報はこれまでプロパガンダシステムにより、人々の記憶の彼方に葬り去られてきたのだ。

 

まとめはここまでだが、なぜこれを取り上げたかというと、

 

パレスチナ自治政府がここまで腐り果てていることを知れば、今進行している「停戦協定」がいかに無意味か理解できる からだよ。

 

mondoweiss.net

 

私がこの記事を読んだ時はまだ「パレスチナ自治政府PA)」の実態を知らない時だったので、ちょっとだけ希望を持った。けれど、今は違う。

 

簡単にまとめる ↓

 

停戦交渉を裏側で進めているのはエジプト。最新の協議はかつてないほど現実に近づいていると言われている。ただ、停戦後のビジョンというのがちぐはぐだ。

 

まず、イスラエルのビジョンだが、ネタニヤフやベン・グヴィールなんぞはもう「支配する」ことしか考えてないので奴らのビジョンは除外。ちょっとだけまともなのは、「国際部隊をガザに派遣する」というギャラントのビジョン(もう居ないけど)。けど、これは国際系だろうがアラブ系だろうがハマス側は「占領軍」と見做すから意味がないので却下らしい。

 

一番現実的なのはエジプトの提案と言われている。

 

パレスチナ自治政府の財政的・行政的監督の下、ガザ地区を管理する委員会の設立を提案

 

というものだ。これがどういうことを意味するかは前半のPAイスラエルの関係性を読めばわかるはず。穏便にイスラエルに占領されるということじゃないのか? 私はそう感じたが。

 

そんなことはハマスが許さない、と言いたいところだが、ハマスはこの目標に向かって努力する」と公言しているのだ。どうやら、ハマス(情けない事に)ガザを単独で統治する能力がないためこの解決策を望んでいるらしい。

 

ハマスのビジョンも書かれているが、基本的に「ハマスが統治すると国際的援助がや人道支援を受ける可能性が損なわれる」という問題があってハマスの統治は難しいようだ。最優先課題は「復興」でハマスはガザに5つのキャラバン都市をつくるという案を持っているようだ。

 

けど、最優先課題は空爆と飢餓を止めることじゃないのか? 

 

 

 

なんで、これだけのシンプルなことができないんだ? 

the day after のビジョンなんかどでもいいわ! さっさとこれをやれ!!! 

 

そりゃぁ、1+1 の答えを出すのに因数分解とかやってたら答えはでないわな。なんでこんなにバカをこじらせてるんだ? 「権力」?「お金」?それ、あと何年持ってられるものか考えてみろ。ま、1+1が解けないからそれもわからんのだろうが。

 

ネタニヤフなんかあと数日かも…… いや、なんでもない……

 

 

 

神が感染菌に宿ることもあるなw