こういうことが起こると如実に「日本やっぱダメぽ」というのがわかるな。
リンク先がヤフーニュースなのでもしかしたら早めに消える可能性があるけど、一応貼っておこう。
長い「戒厳の夜」が終わりましたが、書いておきたいことがあり整理しました。一歩間違えば破局もあり得た事態を無事に乗り越えたのは決して偶然ではないということです。
— 徐台教(ソ・テギョ, 서태교) (@DaegyoSeo) 2024年12月
「死ぬ覚悟で来た」…尹錫悦大統領の‘非常戒厳宣布’に抗った韓国市民、背景に民主主義の歴史(徐台教)https://t.co/TTCxsgSELk
ついでにポイントだけ書いておく。
12月3日22時過ぎ、野党を「反国家勢力」としてユン大統領が「非常戒厳」を宣布した。宣布直後には戒厳司令部が設置され、布告令を発表した。
大事なところだけ抜き出すと
・ 国会と地方議会、政党の活動と政治的結社、集会、デモなど一切に政治活動を禁じる
・すべてのメディアと出版は戒厳司令部によって統制される
・ 社会混乱を助長するストライキ、怠業、集会行為を禁じる
特に重要だったのは1の「国会」なのだが、その理由は「国会が非常戒厳を解除するための鍵を握る」ため、その国会を封鎖する必要があった。
韓国の憲法77条(5)
国会が在籍議員過半数の賛成で戒厳の解除を要求する時には、大統領はこれを解除しなければならない。
大統領以外に戒厳を解除できるのは国会しかないので、韓国では「戒厳令」と「国会封鎖」がセットになる。
だからこそ、この夜、市民と議員は一目散に国会に向かったのだ。
【#速報】🇰🇷#韓国国会 には戒厳令による封鎖下でも議決に必要な150人を超える190人の議員が議場に到着し、戒厳令解除要求案を全会一致で可決しました。法的にはこれで戒厳令が解除されることになりますが、事態は予断を許しません。#韓国 #SouthKorea https://t.co/MXtWRFRxlN pic.twitter.com/dEMQ2eXD1e
— ParsToday Japanese (@ParstodayJ) 2024年12月3日
この議員たちが議場に入るために特殊部隊と対峙したのが市民たちだった。
国会に投入されたのは「韓国えりぬきの精兵・特殊戦司令部の第一空輸(空挺)部隊だったという。市民が消火器を使って彼らを阻止している画像を見た。
こんな話もある。
韓国大統領の一人クーデター未遂。戒厳令を受けて出動した軍の兵が携えていた拳銃の弾倉は空、自動小銃も模擬弾倉。
— 🏕インドア派キャンパー 📣ⒻⒸⓀⓁⒹⓅ🔥 (@I_hate_camp) 2024年12月3日
仮に今の自衛隊が同じ立場となったら、司令官はこうした矜持を示せるだろうか? pic.twitter.com/RRzmb3bHLg
この話が本当なら、確かに司令官の「市民は殺さない」という矜持だろう。日本では無理だ。言われたままに市民に銃を向けて引き金を引くだろう。
韓国は一兵士にもこれだけの「思い」がある。
メディアも日本のゴミとはレベルが違う。(この女性アナウンサーとあるけれど「国会議員」の方と訂正されてます。で、「恥ずかしくないのか?」という問いに相手が「うん、恥ずかしくない」と答えているとか…… )
韓国のマスメディア、本当に立派ですね。韓国の民主主義頑張れ、韓国の市民頑張れと思いますね。これをリアルタイムで報じられていないNHKって存在価値あるんですかね。しょうがないのでわたしはずっとBBCを見ています。 https://t.co/rVfKMvXlIY
— Ikuo Gonoï (@gonoi) 2024年12月3日
この激流のような流れで「非常戒厳解除要求案」が可決されたのは4日午前1時頃。このスピード感も驚きなのだが、何と言っても、議員と市民の民主主義への思いが胸アツ過ぎて涙が出たわ。
日本は普通にこれだろう↓
これ日本でやったら大変なことになるでしょうけど一体何が起こっているのか?わかりませんね。
— 馬場 伸幸(ばばのぶゆき 日本維新の会) (@baba_ishin) 2024年12月3日
ただ韓国で起こることは日本でも起きる可能性があるということを自覚しないといけません。
憲法改正で緊急事態条項を整備すべきです。 https://t.co/iR5YGFByaL
このばかば大丈夫? リプ欄にまともな人が並んでるのが救いだわ。今回の件でネトウヨの発言が少ないのは、「一体何が起こっているのかわからない」からなのか? どうせ「パヨクが騒いでる」くらいな認識なんだろうな。いったいどういう塩基配列にすればあんな思考の生物になるんだろうな? 今回韓国が称賛を浴びているのはネトウヨにとってはすさまじい屈辱であろうから(奴らの屈辱の意味はよくわからんが)私はそれで溜飲を下げておくよ。
けど、ネトウヨは論外としても、自分の職場や回りの人達を見ても「今日がこの先永遠に続いて、仕事をして、食事や旅を楽しんで、政治や経済なんて私にはまったく関係ないです」という人しかいないんだよな(-_-;) 5メートル先にミサイルが落ちても2メートルほど避けて職場に向かうし、それで怪我したら「労災使えるかな?」としか考えない人たち。
こんな日本人に匹敵するのはタイプは違うがイスラエルのキチガエル君たちだけかもね。
🔻🔻
— Salam_from_peace 𓂆 🍉 (@salam_to_peace) 2024年12月1日
" ガザの子どもたちを殺すために、僕と同い年の18歳の若者が送り込まれるなんて認めない。ガザでジェノサイドを行うアパルトヘイト軍には参加しない。"
これは「Iddo Elam」という名のイスラエル人が、イスラエル軍への従軍を拒否して逮捕・投獄される前にビデオで語った言葉です。… https://t.co/wGoMfAb6vD pic.twitter.com/wYpLaF6hdw
冒頭で丸く手を繋いで踊ってるキチガエルたちはいつもの光景なんだけど、一方で刑務所に収監されることを覚悟で兵役を拒否する若者もいるのが日本との違い。日本には恐らく後者は(ほとんど)いない。
We pray for the disappearance of Zionism and Israel and for Palestine to be free. pic.twitter.com/tixk7mFzq8
— Torah Judaism (@TorahJudaism) 2024年11月29日
For 14 months the Israeli media does not show us what is happening in Gaza. The killing, distraction and starvation do not only happen minutes drive from us, they also happen by us. This is why we put hundreds of signs across the country - to show our public the truth about Gaza. pic.twitter.com/WiceNoj5yG
— Alon-Lee Green - ألون-لي جرين - אלון-לי גרין 🟣 (@AlonLeeGreen) 2024年12月3日
イスラエルの中でシオニズムと戦っている真のユダヤ人のみなさんを追っているうちにイスラエルを研究対象にしたくなってきた。いったいキチガエルたちとの分岐点はどこなのだろう? ユダヤ教なのか、それとも別の要因なのか?
これは日本にも共通する話なのだが、「英語」という要因はあると思う。イスラエルにはヘブライ語しか理解できないために外部の情報から一切遮断されている人が多いと川上泰徳氏がよく指摘している。日本も同じだ。
こいういったことを含めて来年からはイスラエルもリサーチしていこうと思っている。謎の「創生の歴史」とやらもあってなかなか興味深いんだ。
「来年からは」と書いているが大した持ち時間はないと認識しているので「来年」と言い換えた方がいいかもしれない。あと、今後の日本の経済状態を鑑みて「お金がかかることは片っ端から来年やってしまおう」とも思っている。再来年の消費税なんぞ恐ろしくて想像もしたくない。
なんか「非常戒厳」の話が来年の抱負に収斂してしまうのもなんなのだが、今年もあと1ヶ月を切ってしまったのでそういうMOODなんですわ。
最後に今日一噴いた写真。
これ、説明しないとわかりにくいかな?
最近(西側諸国のバカ女を中心に)70年代のイスラム国家の女性の写真を貼っては「イスラム革命前の○○の女性」とか書いてるL.I.Q(ローアイキュー)がやたらと沸いていてね。それに対するアイロニーとでも言おうか…… 見た瞬間秒で噴いたw ちなみに韓国のムスリム人口は約0.3%と言われている。
奴らの「イスラム革命攻撃」なんぞ大概は論理破綻してるんだけど、言葉も通じないゾンビスタイルに説明するのも意味ないんで、こういうパロディ的なヤツを氾濫させるのがいいのだろうなw