世界を俯瞰する傍観者の記録

「リベラルアーツ」「国際情勢」「日本の危機」「アニメや漫画」「歴史」などなどを好き勝手に語ります

【リベラルアーツとしての漫画】『HUNTER × HUNTER  1巻~5巻 』

休載で有名なHUNTER×HUNTERが「リベラルアーツとして秀逸なワケ」を探りながらまとめていくという企画……にしようと思ってましたが、「感想文」書くのが苦手な上、分析できるほど「リベラルアーツ」がわかっているわけでもないので、結局まとめの後に簡単な読後感だけ書いてます。それにしても、あれだけ休載しているのにファンが離れないという時点でタダモノではないですね… 笑笑 

 

ネタバレあり

5話まであらすじを書いてからまとめて感想を書きます。

1 出発の日

 

父親を亡くしおばのミトに育てられたゴン。実は父はまだ生きていることを父の弟子であるハンターのカイトから聞いて知っていた。その父を追うべくハンター試験のためにくじら島を後にする。

 

嵐の船で脱落せずに残ったのはゴン、クラピカレオリオの3人。この先ずっと仲間となる3人は早い時点から登場するのだ。クラピカは怒りで眼球が緋色に変わるクルタ族の生き残り。その眼球が高値で売れるため幻影旅団に狩られた。彼がハンターを志願する目的は復讐。一方のレオリオは金が目当てと言って憚らない。

 

ドーレ港に着いた3人は船長の教え通りに1本杉を目指した。そこで2択クイズを試される。「一人しか助けられないとしたらどっちを助ける?」という非情なクイズにレオリオは怒り狂うがクラピカが止める。そう、選べないのが正解。答えは「沈黙」だった。

ナビゲーターの魔獣キリコにも気に入られて3人はザバン市の試験会場まで案内してもらう。そこでたくさんの志願者を目にするが、強くてヤバいのは少年キルアヒソカ

 

1次試験は担当官のサトツについてひたすら走ること。

 

走りながらクラピカはレオリオに「金が目的ではないだろう」と問う。最初は否定したレオリオだが、金がないことで友人が助けられなかったからそれが必要なんだ、と最後は心情を語った。

 

ゴンとキルアは同い年で、さっそく仲良くなったが、双方かなりなハイスペック。

 

脱落者37名で一次試験を終え、二次試験へ。会場へは「ヌメーレ湿原 通称 詐欺師の塒」を通らなければならない。

 

2 霧の中の攻防

 

濃霧の中を試験官のサトツを追ってひたすら走る。この湿原の生き物を人間を騙して捕食するという。

 

そんな中で人を殺したくてたまらないヒソカは「試験官ごっこ」を始めてしまう。クラピカとレオリオも標的になるが、そこにキルアの制止を聞かずにゴンが助けに入る。だが、なぜかヒソカはゴンとレオリオに「合格判定」を出し二人は命を奪われなかった。

 

二次試験は料理。試験官は美食ハンターのブラハメンチ。「スシを作れ」というメンチの後半試験は、彼女のこだわり故に「合格者0人」という結果になってしまう。

 

それはマズいだろう、と現れたのは審査委員会のネテロ会長。会長に諭されてメンチは「クモワシのゆで卵」という課題を出す。それに合格したのは42名。

 

通過した42名は翌朝の試験に備えて会長の飛行船で夜を過ごす。会長は暇つぶしにキルアとゴンを相手にゲーム。その後、キルアは気分で二人を抹殺。

 

翌朝の三次試験は40名の参加者でスタートする。塔を下まで72時間以内に降りるという課題。5人一組で多数決で進むというルール。仲間4人に加わったのはルーキー潰しのトンパだった。

 

囚人相手の戦いでいきなり「まいったぁ」とやらかしたトンパ。実は「新人の足を引っ張るために試験に参加している」という面倒なヤツだった。

 

だが、2戦目でゴンがローソク勝負で初白星を挙げ、勝負は1対1。

 

 

3 決着 

 

3戦目はクラピカ。相手は連続殺人犯を騙るポンコツだったが、幻影旅団を騙り偽物のクモの刺青を見せたことでクラピカが逆上して半殺しにしてしまう。

 

そのため相手の「敗北宣言」が引き出せずゲームは中断したまま。仲間内にはギスギスした空気が漂い始める。

 

そうこうしている間にヒソカは3次試験を一人通過してしまう。

 

結局ポンコツは気絶した振りをしていただけだったのだが、レオリオは対戦相手と時間を賭けた勝負をして50時間をロスしてしまったのだ。

 

勝負は2対2、最後のキルアの相手は解体屋ジョネスという大量殺人犯だった。だが、レオリオの心配をよそにキルアは一撃でジョネスの心臓を取り出し掌で潰した。彼は暗殺一家のエリートなのだ。

 

レオリオが失った50時間を潰して出口に向かうが最後の別れ道では残り時間は1時間を切っていた。選択肢は「5人で行ける45時間かかる道」と「3人しか行けない3分で行ける道」の二つだった。

 

残り30秒、なんとゴンたちは5人そろって脱出してきた。ゴンの機転で、5人で行ける道に入ってから穴をあけて3分の道に抜けたのだ。

 

こうして4次試験に進んだのは24人。

 

くじで出たナンバーでターゲットを決め、そのナンバープレートを奪うのが試験内容。ゼビル島滞在1週間で6点のナンバープレートを集めなければならない。(ターゲット3点、自分自身3点、その他1点)

 

ゴンが引いてしまったのは44、ヒソカのナンバーだった。

 

ポックルがそっと近づいてキュウのナンバープレートを奪ったのを見て、ゴンはヒソカにそっと近づいてプレートを奪うための訓練を続けた。

 

その頃、レオリオはトンパに騙されてプレートを奪われそうになったところをクラピカに助けられる。実はトンパはクラピカのターゲットだった。

 

訓練の成果を実感したゴンはヒソカの見張りを始めた。そこに現れたのは371番。だが、彼は既に瀕死の状態。最後にヒソカに戦いを挑むがヒソカは「死人には興味がない」と冷たくあしらう。彼に止めを刺したのは彼を瀕死にした301ギタラク。どうやらヒソカとは知り合いらしく二つの顔を持つ男。

 

そのヒソカはクラピカとレオリオを狙う。そして、キルアは自分を狙う「誰か」に対峙しようとしていた。

 

(3巻での脱落者)

405ゴン  197アモリ  198イモリ  199ウモリ  44 ヒソカ 246ポンズ  89シシトウ 403レオリオ  105キュウ(ポックル)  371ゴズ(←ギタラクル)  16トンバ ← クラピカ  53 ポックル 118ソミー(クラピカ&レオリオ)  301 ギタラクル 281アゴン  80 スパー(←ギタラクル) 404 クラピカ 294ハンゾー  362ケンミ  103 バーボン 99キルア  34 リュウ 384 ゲレタ 191ポドロ 

 

 

4最終試験 

 

ヒソカはクラピカとレオリオにところに行った。だが、クラピカが持ちかけた交渉によって戦闘は避けられた。欲求不満のヒソカは281アゴンを見つけるなり襲い掛かる。その瞬間ゴンは動いた。ヒソカの44のプレートを釣り竿で奪ったのだ。

 

しかし、そのゴンは384ゲレタにプレートを奪われた。そのゲレタの首を取ってゴンに自分のプレートを返すヒソカ。ゴンは固辞したがヒソカは強引にそれをゴンに渡して去って行った。

 

その頃キルアは 197アモリ  198イモリ  199ウモリの3兄弟を相手にしていた。だが、キルアに手も足も出ず、3人ともプレートを失うことになった。キルアのターゲットが199だった。

 

ポンズを追うレオリオにはクラピカとゴンが協力した。洞窟の中でポンズを発見したレオリオだが毒蛇に嚙まれ絶体絶命。ヘビはバーボンの仕掛けだったが、そのバーボンをポンズが殺してしまったので解除できないのだ。外に出ることができない4人。だが、ゴンがヘビに自分を咬ませながらバーボンのカラダに触れて解毒剤を確保。4人の命はゴンの機転で救われた。ポンズのプレートはレオリオへ。

 

(4巻での脱落者)

(3巻での脱落者)

405ゴン  197アモリ  198イモリ(ハンゾー)  199ウモリ(キルア)  44 ヒソカ(ゴン) 246ポンズ(ゴン→レオリオ)  89シシトウ(ハンゾー)  403レオリオ  105キュウ(ポックル)  371ゴズ(←ギタラクル)  16トンバ ← クラピカ  53 ポックル 118ソミー(クラピカ&レオリオ)  301 ギタラク 281アゴヒソカ  80 スパー(←ギタラクル) 404 クラピカ 294ハンゾー  362ケンミ(ハンゾー)  103 バーボン(ゴン→ポンズ) 99キルア  34 リュウ(ポドロ) 384 ゲレタヒソカ 191ポドロ 

 

4次試験で残ったのは9人のルーキだった。

 

最終試験に向かう飛行船の中でヒソカの前で無力だったことを悔しがるゴンだが、クラピカの言葉に救われる。

 

最終試験はたった一人しか落ちないトーナメント。組み合わせは飛行船の中の面談で会長が決めていた。組み合わせを見てゴンの評価が自分より高いことに違和感を抱いてしまうキルア。

 

第一試合はゴン対ハンゾー。どれだけ痛めつけられても「まいった」と言わないゴン。そのゴンの目の輝きに打たれてハンゾーが敗北を認める。それを許さないと絡むゴンをハンゾーは殴って気絶させる。

 

気付いた時ゴンは合格していて、キルアの不合格を知る。理由は相手を殺したこと。事のなりゆきをゴンは知った。

 

キルアと対戦したギタラクル。それは顔かたちを変えたキルアの兄だったのだ。

 

 

5 ジン=フリークス

 

キルアが兄から「お前には友達なんてできない。ただの闇人形だ」と言われたことをサトツから聞いたゴンは怒る。キルアはその後、いきなりレオリオの対戦相手のボドロを殺害し不合格となったのだ。ハンターカードの説明会でゴンはキルアの兄に詰め寄る。

 

さて、ゴンたち3人はキルアを取り戻しに自宅のククルーマウンテン(バドキア共和国)に向かうことを決める。(が、実はハンター試験はまだ終わっていなかったのだ)

 

ハンター試験の合格メンバーは解散。ゴンは「電脳ページ」の存在を知るが、まだカードは使わないと意地を張り続ける。クラピカに「ジン=フリークス」で検索をかけてもらうが、極秘指定人物で調べることはできなかった。

 

ゾルディック家の門までは観光バスの案内が出ている。そこから先は閉ざされているが、ゴン達は「人喰い番犬ミケの食後の掃除夫」のゼブロからミケに襲われない「試しの門」の存在を聞くが、それは重すぎて開けることができない。ゼブロは執事に電話を取り次いでくれたが、相手にされない。結局ゴンはゼブロに試しの門を開けてもらうが、ミケと目を合わせたゴンはコミュニケーションが取れない存在であることを知って「ミケに100%襲われる侵入者の門」から入ることは断念した。

 

使用人室で訓練を積んで「試しの門」を開けられるようになった3人は屋敷を目指すが、執事見習いのカナリアに阻まれる。だが、カナリアは攻撃しても攻撃しても諦めないゴンに心が痛み始める。そして「キルア様を助けてあげて」という言葉が出た瞬間に撃たれた。(が、気絶していただけ)

 

撃ったのはキルアの母だった。連れているのはキルアの妹のカルト

 

キルアは独房に閉じ込められていたが父に(下心はありそだが)「自由になっていい」という許可をもらう。ゴン達は執事の館でゴトーのゲームで時間を潰していた。ゴトーはどれが本気でどれが嘘かわからないタイプ。

 

ヒソカはクラピカに「9月1日にヨークシンシティで待つ」と言われていた。つまり、クモ(幻影旅団)が来る可能性あるということだ。3組はそこでの再開を約束して別れた。お金のないゴンとキルアは天空競技場へ。

 

二人は一気に50階まで進む。

 

【読後感】

 

久しぶりに読んで忘れているところが多いこともあって面白かったです。最初に読んだ時はこんなにスピード感があるストーリーだとは気づかなかった。

 

展開が早いのにキャラクターの心情は過不足なく表現されているのでくどくないし、富樫さんの性格からして緻密にプロットを練ってるとも思えないのでやっぱり天才肌なんだろうな、と痛感しました。

 

後に「ラフ画」が出て来たり「背景がなかったり」することが分かっているので気にしてみたけど、最初から背景は少ない目みたいですね。

 

とにかく面白いのでガンガンまとめていこうと思います。